Table of Contents
Wifi(モバイル)ルータとプリンタが接続できない・繋がらない・印刷できない場合はプライバシーセパレータを無効に
モバイルルータを新しくしたら、モバイルパソコンとEPSONのモバイルプリンターに印刷ができなくなりました。という問い合わせがありました。
Wifiの接続をプリンタとパソコンのそれぞれに行えば解決できると簡単に考えていたのですが、
現地で作業をして、それぞれは簡単に接続はできたのに・・・
プリンタードライバーをインストールしたところ、オフラインに設定していないのにオフラインになってしまい、ネットワークの接続ができず、プリンタ接続ができない状態にハマってしまいました。
Wifiルータのプライバシーセパレータ機能が有効になっていたため、パソコンとプリンタが通信できなくて印刷ができないことが判明しました
プライバシーセパレーター機能とは
Wifiルータを経由して接続している複数の端末同士のアクセスを禁止する機能です。
一般的に考えると、WiFiルータを介して接続する複数のパソコンがイメージできますので、
これらのパソコン同士のデータなどへの接続、アクセスを防ぐことができる機能でセキュリティ対策としては有効的な機能です。
プライバシーセパレーターが有効、ONになっているとアクセスが禁止されます。
今回はdocomoのモバイルルータでしたが、docomonのルータはプライバシーセパレーター機能の初期値は有効。つまり禁止が初期値となっています。
そのため、パソコンとプリンタが接続されていて、それぞれはWifi接続はできているのに、
パソコンから印刷をしたい。というような場合、アクセス禁止を解除しない限り、接続ができないことになります。
しかも、プライバシーセパレーター機能は、docomoの場合、ルータ本体から設定はできないようになっていました。
様々な設定機能がふえたためか、docomoのルータの場合本体で設定できる機能とは別に、Webブラウザ画面から設定できる機能があり、プライバシーセパレーター機能はWebブラウザ画面を開かない限り、設定はできません。
<参考URL>
Buffalo プライバシーセパレーター機能とは何ですか?
各メーカー マニュアル・操作説明書
まとめ
セキュリティを高めるための設定ができることは非常に良いことです。
一方で、設定や機能が複雑になってきているため、設定画面が2つあったり、普段からその業務に携わっていないと、答えに気づくまでに時間がかかってしまうことがあります。
私自身、最近、ルータ設定などをしていなかったことと、モバイルルータを介してパソコンとプリンタを接続することが無かったため、答えにたどり着くのに結構な時間がかかってしまいました。
感覚の鈍りを感じました。情報収集や経験を継続的に続けることは、特にIT業界においては怠ってはいけないことだと反省しました。
パソコン設定に関するおススメ記事
PCクローニングでPCのシリアル番号を採取、収集、確認方法
Dellノートパソコン電源シャットダウン(電源を切ったはずなのに)できない(電源切れない)の解決方法はパネルオープンパワーオン機能
Zoomミーティング。無料アカウント40分制限は全てが対象。1対1であっても40分制限が課せられます。