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スマホ画面に「ウイルス検出」「ウイルス感染」やハッキングメッセージ等の偽セキュリティ警告が突然表示。アプリインストール自動継続課金の詐欺に注意
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)では、スマホでウェブサイトを閲覧中に突然ウイルス検出などのメッセージが突然表示される偽セキュリティ警告が増えていることから注意喚起を呼び掛けています。
スマートフォン、スマホに表示される偽セキュリティ警告
2016年に注意喚起を発信していて、当時はAndroid端末がほとんどだったようですが、2019年から2021年前半まではiPhoneやiPad端末への表示が増え、2021年後半から2022年にかけて再び、Android端末に急増していると報告されています。
スマホ画面に表示されるウイルス検知の偽セキュリティ警告の手口
- スマートフォン、スマホでウェブサイトを閲覧中に、画面が突然切り替わる
- 偽のセキュリティメッセージ、偽セキュリティ警告が表示
- 画面の指示に従って進むとアプリインストール画面に誘導される
アプリはセキュリティ機能、公式と表示 - アプリをインストールすると自動継続課金に誘導される
毎週900円、年毎24,200円など高額課金 - アプリはアンインストールしても解約できない
偽セキュリティ警告の対処方法
ブラウザのタブを閉じること
GoogleChromeの場合
- GoogleChromeの上部にある「タブ選択アイコン」を長押し
- メニューから「タブを閉じる」
Safariの場合
- Safariの右下にある「タブ選択アイコン」を長押し
- メニューから「タブを閉じる」
自動継続課金の対処方法
自動継続課金が登録されているのかどうか、まずは確認して必要に応じて解約を行います
Android定期購入を解約する
iPhoneでサブスクリプションを解約する
<参考URL>
スマートフォンの偽セキュリティ警告から自動継続課金アプリのインストールへ誘導する手口にあらためて注意!
まとめ
まずは、偽セキュリティがでたら画面を閉じるに限ります。ただ、偽物か本物かの判断はどうでしょう。
落ち着いて判断しましょう。・・・といったところで、
いきなりメッセージがでてきたら、しかも「ウイルス検出」「ウイルス感染」といった不安を煽るものが表示されたら、落ち着いて行動できるか自信がありません。
周囲に相談できれば一番いいと思います。冷静な目で判断してもらえます。とはいえ、都合よく相談できない場合もあります。
スマホにセキュリティのアプリをインストールしている場合は、まず、そのアプリが表示しているメッセージなのかどうかで判断することができます。
私自身、スマホを利用していて、今迄ブラウザでセキュリティ警告がでたことがないので、まずは一旦、タブを閉じてみてから考えてみようと思います。
またアプリや自動継続などの課金については解約の手間もありますので、慎重に行動すべきと考えます。
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