WindowsOSに標準で装備され、インターネットを見るために長らく利用されてきたWebブラウザ、InternetExplorer(IE)が、遂に終了の時期を迎えることになりました。
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Windows10のIEサポート期限
一般的に利用されているWindows10に対する、InternetExplorer(IE)11は、2022年6月15日がサポート期限となります。
マイクロソフトでははMicrosoftEdgeへの移行を推奨しています。
<参考URL>
InternetExplorer(IE)及びMicrosoftEdgeのライフサイクル
マイクロソフト救済措置、IEモードとは
IEのサポートが終了期限が迫る一方で、IEでしか動かないといったWebページもまだ残っているケースがあります。
マイクロソフトEdgeの機能である、IEモード設定をすることで、IE専用のページをみることができるようになります。
IEモードが利用できるOSのバージョンなど前提条件がありますので、以下の参考サイトでご確認してください。
<参考URL>
IEモードとは
<IEモード設定方法>
- マイクロソフトEdgeの右上「・・・」→「設定」
- 左メニューの「既定のブラウザー」をクリック
- 右側に表示される「InternetExplorer(IE)モードでサイトの再読み込みを許可」をONにする
- Edgeを再起動
こちらで設定完了です。
<IEモードを利用して閲覧する方法>
- 利用したいWebページを開く
- 右上の「・・・」→「その他のツール」→「Interenet Explorerモードで再度読み込む」をクリック
- アドレスバーにIE11のアイコンが表示されていることを確認
Webブラウザはどれが人気か?
Webブラウザのシェアについて紹介しているサイトがあります。
2021年6月の日本でのランキングは以下の通りです。
第1位:Chrome 45.33%
第2位:Safari 36.71%
第3位:Edge 8.19%
第4位:Firefox 3.29%
第5位: IE 2.3%
IEユーザーをEdgeが踏襲したとしても、ChromeやSafariには及びません。
<参考URL>
statcounter https://gs.statcounter.com/
まとめ
IEで構築されているWebサービスもまだありますので、今回のような移行に関する問い合わせも出始めています。
WebブラウザもChrome利用者がほとんどですが、ブラウザによってそれぞれ特性も違いますので、必要に応じて利用するのが良いのかもしれません。