Table of Contents
最新機械学習により、アップグレード対象デバイスが拡大
Microsoftは2021年10月27日(現地時間)にWindows11の提供範囲を拡大することを発表しました。
MicrosoftWindows11のリリース情報サイトでは、最新世代の機械学習モデルを活用して、Windows11へのアップグレード対象となるデバイスの提供範囲がWindowsアップデートにより、可能となった事を伝えています
<参考URL>
MicrosoftWindows11リリースサイト
最新機能やセキュリティ保護のためWindows11を推奨
更に、Windows11の最新機能とセキュリティの脅威からの高度な保護を利用するには、デバイスをWindows11にアップグレードすることを推奨しています。
Windows10を利用している場合は、Windows11の仕様や機能、PCの要件を確認しアップグレードの判断を行ったうえで、アップグレードをするように説明しています。
Windows11にアップグレードできるか。Windows11システム要件
あくまでもWindows11をPCにインストールするための最小システム要件となります。
対応可能かは診断チェックで確認ができます。
診断チェックでは、グラフィック カードやディスプレイの確認はできません。
互換性のあるデバイスの大半は下記の要件を満たしています。
→Windows11アップグレード診断チェック
プロセッサ | 1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)。 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64 GB 以上の記憶装置 |
システム ファームウェア | UEFI、セキュア ブート対応。お使いの PC がこの要件を満たすようにする方法については「Windows11とセキュアブート」で確認してください。 |
TPM | トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0。要件を満たすための設定変更は「PCでTPM2.0を有効にする」をご確認ください |
グラフィックス カード | DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応 |
ディスプレイ | 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ |
その他詳細については、マイクロソフトサイトでご確認ください。
<参考URL>
Windows11の仕様、機能、コンピュータの要件を確認する
まとめ
企業PCの場合は業務系ソフトや機器の状況によるため、急いでWindows11にするケースは少ないと思います。
ただ、Windows10サポート期限ができてしまったことで、2025年10月までにはWindows11へ移行しなければなりませんので、事前の調査や検証が必要になります。
また機器入替のタイミングや状況によってはWindows10からアップグレードするというケースもでてくるため、今後の機器選定にも気を配る必要がありそうです。
Windows11関連のおススメ記事
既存のWindows10PCがWindows11にアップグレードできるか(PC正常性チェック)Microsoftがサイトを再開しました