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MicrosoftOpenライセンス終了。2022年1月からSoftware in CSPで1本から購入可能
Microsoftの永続ライセンスプログラム「Openライセンスプログラム」は2021年12月に販売終了となりました。
マイクロOpenBusinessの販売が終了したことで、新規ライセンスの購入ができなくなりました。クローニングなどで利用するWindowsボリュームライセンスは、Software in CSPに変わります。
Software in CSPはOffice365やMicrosoft365やAzureといったサブスクリプションの提供をしてきましたが、新たに永続ライセンスが提供されることになりました。
<参考URL>
MicrosoftOpenLicenseプログラムの変更
OpenライセンスとSoftware in CSPの違い。ライセンスは1本から購入できる
OpenLicense | Software in CSP | |
利用期限 | 永続(2年契約) | 永続 |
ソフトウエアアシュアランス | 提供あり | 提供なし |
管理サイト | VLSCサイト | Microsoft365管理センター |
Microsoft365テナント利用 | 不要 | 必要 |
最低購入数 | 新規3ライセンス以上 | 新規1ライセンスから |
今までは新規購入時は3ライセンス以上が必要でしたが、Software in CSPでは新規は1ライセンスから購入が可能となります。また、今まではVLSCからキーの取得を行っていましたが、今度はMicrosoft365管理センターで管理をします。
Software in CSPの主な取扱製品
- Windows Server製品
- SQL Server製品
- Office Standard /Professional Plus 2019
- Word/Excel/PowerPoint/Publisher/Outlook/Access 2019
- Office Standard 2019 for Mac
- Word/Excel/PowerPoint/Outlook 2019 for Mac
- Visio Standard/Professional 2019
- Project Standard/Professional 2019
- Skype for Business Server 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019 Upgrade
- Windows 11 Pro Upgrade
PCクローニング再イメージング権に必要なライセンス
パソコンのクローニング展開、一斉展開において「再イメージング権」が必要となります。再イメージング権としてWindowsOSライセンスを1本取得していることが前提となります。
Windows10をクローニングする際に必要なWindowsOSライセンスは「Windows11ProUpgrade」になります。Windows10のライセンスは現在販売されていません。ライセンスは「Windows11ProUpgrade」を購入し、Windows10をダウンロードしてマスタを作成します。
PCクローニングに関する「再イメージング権」とWindowsOSライセンスについては、以下の記事でご確認ください
<参考URL>
PCクローニング、キッティングで必要とされるWindowsOSライセンスは展開するパソコンの台数分購入する必要はありません。WindowsOSライセンスと再イメージング権について
まとめ
パソコンのマスターを作成して一括展開するために必要なOSのボリュームライセンスはCSPに移行したことで1本からできることが大きなメリットとなりました。
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