9月中旬とは言え、まだまだ暑い日が続いています。
一方で、桜の木の葉が落葉していたり、紅葉も色づき始めたりと、いつもより早く秋の気配を感じる今日この頃です。気候の異変を感じます。
秋の気配というと、この言葉が思い浮かびます。「一葉落ちて天下の秋を知る」
前漢時代の思想書、淮南子(えなんじ)の巻十六 説山訓に記述が由来となっているようです。
<参考URL>
淮南子とは
由来
「見一葉落、而知歳之將暮、睹瓶中之冰、而知天下之寒。以近論遠。」
一葉の落つるを見て、歳の将(まさ)に暮れなんとするを知り、瓶中(へいちゅう)の氷を睹(み)て、天下の寒きを知る。近きを以(もっ)て遠きを論ずるなり。
落葉するのが早い、青桐の一枚の葉が落ちるのを見て、秋の訪れを察する というところから
「一葉落知天下秋」になったようです。
<参考URL>
Web漢文大系:一葉落ちて天下の秋を知る

解釈
情景的には秋の訪れを詠んでいるのですが、由来を見ると、それは情景ではなく、一枚の葉が落ちるのを見て、そのわずかな前兆から将来の大きな変化を察する という意味になります。
ほんのちょっとした変化や気づきを見逃さず、そして想像力を働かせることが重要であり、
ただただ目の前を見ているだけでは、将来や未来を創造することはできません。
とはいえ日々、一葉だけに捉われている気がします…。