前回は、プロビジョニングについてご紹介しました。
今回は、マスターPCクローニングとプロビジョニングの違いについてご紹介します。
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マスターPCクローニング
<メリット>
- 設定やソフトウエアをマスター化することはほとんど対応できる
- 展開速度が速い
<デメリット>
- 機種ごと、OSバージョンごとにマスターPCの作成が必要になる
プロビジョニング
<メリット>
- 機種に依存しない展開が可能
<デメリット>
- 展開速度が遅い
- アプリケーションは、サイレントインストール対応が必須
マスターPC作成によるキッティングに比べると、プロビジョニングのほうがハードルが下がるかもしれません。
ただし、アプリケーションなどのインストールなど制限があることから、最小限の展開ツールとして、追加の手作業などが増える可能性もあります。
キッティングの方法は様々ありますが、やはり技術的な知識やノウハウ、調査・研究に時間がかかるのも事実です。展開するPCの台数や設定内容により、どのような方法を選択するのか、そこを決定するにもノウハウが必要となりそうです。