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Dell Latitude5300の熱暴走はBIOSまたはドライバーのアップデートで改善
Dell Latitude5300はモバイルタイプのノートパソコンです。
利用していたら、パソコンが熱くなり動作が遅くなる現象が発生しました。
スペックとしてはCorei5、メモリ8GB、SSD搭載モデルのため、通常業務では不便は感じていませんが、動画編集を行っていたところ、熱くなる熱暴走の現象がみられました。
パソコンの熱暴走とは
原因はいくつか考えられます。
- 通気口にほこりが溜まったり、ファンなどの故障で、パソコン内部に熱がこもって発熱するなど外部的、装置の環境による故障が原因で起こる場合
- ドライバーやBIOSが古いため、動作が正常に動かずにオーバーヒートしてパソコンが遅くなったり、シャットダウンしたりする場合
- ソフトウエアを起動したまま複数の作業や動画編集といったCPUに負荷のかかる作業をした場合
熱を発する、熱くなる、オーバーヒートするなど原因と現象は様々です。
パソコンを使っていると熱くなることはある
Dellサポートページでは、正常な熱と熱暴走(オーバーヒート)の場合について事例を挙げています。
正常な熱とは
パソコンを利用しているとシステムは熱くなることはあります。熱くはなるが、不審な動きにはならず、正常の範囲ということになります。
- 10~15分以上使用している。
- DVD/Blu-rayを再生している。
- オンラインビデオをストリーミングしている。
- Flashコンテンツを再生または操作している。
- ビデオゲームまたはオンラインゲームを実行している。
- 熱源の近くまたは高温の環境での使用(直射日光を含む)
熱暴走している場合に発生する現象
- パソコンの動作が遅くなる
- 不規則なシャットダウン
- システムのハングアップ
- システムのフリーズ
- 不規則な再起動
熱暴走したら確認すること
- 埃がたまっていないか、通気口をふさいでいないか掃除する
- 電源をオフする
- ACアダプタを外す
- バッテリを外す
- エアーダスターを使用して埃を吹き飛ばす
- ファンなどの装置が壊れていないかの外部環境を確認
- 使っていないソフトウエアのアンインストール
- ドライバーのアップデート
- BIOSのアップデート
- 古いBIOSは熱問題を引き起こす可能性があります
- BIOSアップデート中は電源をOFFしたり、コンセントを外したりしないでください
<参考URL>
Dell Latitude 5300/5300 2-in-1システムBIOS (バージョン1.22)
ダウンロードファイル:Latitude_5300_1.22.0.exe
Dell製品のドライバ及びダウンロード(サービスタグ、モデルを入力して検索可能)
Dellテクノロジーズ Dell製ノートパソコンの熱の問題、またはシステムがオーバーヒートしている
まとめ
今回はBIOSをアップデートしたことで解決ができました。
動画編集によりCPUに負荷がかかり、熱を発する現象は改善されませんが、遅くなるという現象は改善されました。
パソコンが熱くなるには、正常範囲と異常な場合の2つあることがわかります。
元々今回は動画編集用のパソコンではありませんので、負荷がかかっていると考えます。
改めて用途に応じたスペックのパソコンを選定することは重要だと感じました。
後は、人間と一緒で適度な休憩やリフレッシュが必要ですね。コーヒーブレイクする時間と考え、ゆとりをもって働きたいものです。
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