Table of Contents
Emotet(エモテット)ウイルスメールの感染拡大が止まらない
Emotetウイルスは以前から存在しているウイルスですが、2021年11月後半から感染が広がり、2022年3月に入り急拡大しているウイルスで、メールの添付ファイルを開いてしまった。などの被害が急増しています。
2022年2月16日にEmotetメールが騒がれはじめたため、一度記事を掲載しています。
- Emotetメールの概要
- Emotetメールの見分け方
- Emotetメールを開いてしまった、返信してしまった
- 感染の有無を確認する無料チェックツール
詳細はコチラ→Emotet(エモテット)ウイルスは実在の取引メールへの返信を偽装。受信時の見分け方と無料チェックツールで感染確認を
1ヶ月経って減るどころか、感染拡大が急増しており、周囲でも疑わしいメールが届いたという話が日々増えています。また、開いてしまったがウイルスチェックが起動して免れたという話も耳にします。
<参考URL>
IPCERT/CC マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起
ウイルス感染対策
- OSやソフトの修正プログラムの適用(最新の状態を保つ)
- ウイルス対策ソフトを最新にする(パターンファイルはアップデートして常に最新に)
- データは別媒体(HDDやUSBメモリ等)にバックアップをとる
当たり前すぎる。というご意見もありますが、意外と見逃されていたり、放置されていたりしませんか?
特にデータのバックアップはどうでしょう。PC内やネットワーク上に保存している。だと感染したらデータ見られなくなる可能性が考えられます。
PCとは切り離せる別媒体、HDDやUSBメモリなどにバックアップしておくことで、PCが感染しデータが破壊されたり暗号化かけられても、復旧できます。というのは重々承知ですが、意外とやっていない方が多いと思います。企業ではセキュリティーポリシーの観点から外部媒体の接続を禁止をしているケースもあります。
メールアドレスまたはドメインが攻撃メールに悪用されていないかチェックできる
以下のサイトにメールアドレスまたはドメインを入力して「CHECK」をクリックすると、Emotetへの感染を狙った攻撃メール送信に悪用されていないかどうかを確認できます。
自分のアドレスを試してみたところ「Great! Email NOT found」と表示されました。
悪用されていないことが確認でき、ほっとしました。
サイト:https://www.haveibeenemotet.com
まとめ
何もないのが一番ですが「絶対」はありませんので、何かあった場合に、どうするか。どうやって復旧させるのかを考えた対策が重要です。
巧妙なEmotetメールは、振り込め詐欺同様、「私は絶対大丈夫」の思い込みを捨てて、「私もひっかかってしまうかもしれない」の意識をもつことが大切です。
ウイルスメールに関するおススメの記事
ESETサイバー攻撃をTwitter投稿。PCデータ消去される「ワイパー」攻撃等、経済産業省でセキュリティ対策を注意喚起
メール件名「【重要】えきねっとアカウントの自動退会処理について」は偽メール。偽メールの見分け方はここ!JR東日本「えきねっと」サイトで注意喚起
クレカ決済メタップス不正アクセスによる情報漏洩は他人事ではなかった。利用したからわかる不安と情報漏洩から身を守る方法。