花開萬国春(はなひらいてばんこくのはる)
春といえば、花が咲きほころぶ風景が目に浮かびます。
春に咲く花というと梅、桜、桃と樹木に目がいきがちですが、春は足元からやってきます。
福寿草やホトケノザ、オオイヌノフグリ、タンポポ…
黄色や紫、水色と色彩が一気に増え、春の暖かさだけでなく軽やかに、晴れやに心が弾む季節となります。
春爛漫な軽やかな気持ちになる。それは、何故なのでしょうか…
厳しい冬を越冬したからこそ、芽が出て、蕾が膨らみ、漸く花開く。
長く厳しい時間を耐え、ただ耐えるだけではなく、花開くまでの道のりを、地道にでも信念をもって進んできたからこそ、成し遂げられるのではないでしょうか。
長い道のりを超えた先にある、花開萬国春。
その先が、笑顔で咲きほこれるようになりたいものです。
独り言に関するおススメ記事
掃径迎良友(みちをはきてりょうゆうをむかえる)新年度4月1日、新しい仲間を迎えるために
「先今年無事 芽出度千秋楽」(まずはこんねんぶじ めでたくせんしゅうらく)年末12月に思うこと
清流無間断-清流間断無し 文字から伝わるイメージとその奥にある意味