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Dellノートパソコンの流行り?ノートPCのカバー(蓋)を開くと電源が入ってしまう
最近のDellノートPCは電源シャットダウンをしたはずなのに、電源が切れていない。ノートPCのカバーを開くとパソコンが起動している。そんな現象が見受けられます。
現象の原因はこれ!Dellのパネルオープンパワーオン機能
Dellの最新ノートPCではこのパネルオープンパワーオン機能によるものです。
設定の初期値が「有効」になっています。
これはノートPCのカバーを開くとPCの電源がオンになる機能です。
DellノートPC対象機種
- Inspiron
- Vostro
- Latitudes
- Dell Gaming PC
これらに導入された新しい機能です
パネルオープンパワーオン機能を無効、有効にする方法
BIOSでの設定となります。
手順は以下のとおり
- PCを再起動または電源を投入後、DELL(デル)のロゴが表示されたらF2キーを押す
- BIOSセットアップメニューが表示される
- BIOSバージョンによりいずれかを実行
[Power]をタッチまたはクリック
[電源管理]の左にあるプラス記号(+)をタッチまたはクリック - BIOSバージョンによりいずれかを実行
[Power On Lid Open]をタッチまたはクリックして、有効または無効に切り替える(オプション表示は下にスクロールする)
[Lid Switch]をタッチまたはクリックしてこのオプションをハイライト表示してから、[Power On Lid Open]の左側のオプション ボックスをタッチまたはクリックしてチェックマークをオン(有効)またはオフ(無効) - [Apply]または[Apply Changes]をタッチまたはクリックして、[OK](ある場合)をタッチまたはクリック
- [終了]をタッチまたはクリック、PCが再起動される
<参考URL>
最新ノートパソコンのパネル オープン パワー オン機能を有効または無効にする方法
まとめ
ノートPCのカバーを開いたら、すぐに操作・作業ができる!という点に着目したDellの機能です。とても便利ではありますが、キッティング作業をしている時にこの機能が有効になっていると「あれ?シャットダウンしたのに。電源切ったはずなのに。どうして?」と戸惑ってしまいます。
お客様から依頼のあったPCキッティングの仕様では、パネルオープンパワーオン機能を「無効」にしたこともあります。
全ての人に喜ばれる機能というものは早々ありません。Dellは顧客目線、ユーザ目線で考えたときに、PCのカバーをあけたらすぐに使える。が便利であると考えた結果だと思います。
私たちのサービスも日々変化する状況とお客様の環境にあわせて、使いやすさや効率アップに日々精進せねばと思った事象でした。
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