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2022年8月Microsoft製品の脆弱性プログラムが公開。早急に、更新プログラムの適用を
2022年8月9日(米国時間)にMicrosoft製品の脆弱性プログラムが公表されました。
脆弱性のうちCVE-2022-34713のMSDTのリモートでコードが実行される脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることを確認しています
MicorsoftWindows手動アップデート手順
CVE-2022-34713 MicrosoftWindowsSupportDiagnosticToolで脆弱性の悪用を確認
CVE-2022-34713 Microsoft Windows Support Diagnostic Tool (MSDT) のリモートでコードが実行される脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることを確認しています。
CVE-2022-34715、CVE-2022-30133は認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性です。
早急に、更新プログラムの適用を行ってください。
<参考URL>
2022 年 8 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
CVE-2022-34713 Microsoft Windows Support Diagnostic Tool (MSDT) のリモートでコードが実行される脆弱性
CVE-2022-34715 Microsoft ネットワーク ファイル システムのリモートでコードが実行される脆弱性
CVE-2022-30133 Windows Point-to-Point プロトコル (PPP) のリモートでコードが実行される脆弱性
緊急度や影響度が高いセキュリティ更新プログラム一覧
製品ファミリ | 深刻度 | 最も大きな影響 | 関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ |
Windows 11 | 緊急 | リモートでコードが実行される | 5016629 |
Windows 10 v21H2, v21H1, およびv20H2 | 緊急 | リモートでコードが実行される | 5016616 |
Windows Server 2022 (Server Core installationを含む) | 緊急 | リモートでコードが実行される | 5016627 |
Windows Server 2019 , 2016, v20 H2 (Server Core installation を含む) | 緊急 | リモートでコードが実行される | Windows Server 2019, 5016623 Windows Server 2016, 5016622 |
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2012 (Server Core installation を含む) | 緊急 | リモートでコードが実行される | Windows 8.1, Windows Server 2012 R2 Monthly Rollup 5016681 Security Only 5016683 Windows Server 2012 Monthly Rollup 5016672 Security Only 5016684 |
Microsoft Office | 重要 | リモートでコードが実行される | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/officeupdates を参考にしてください。 |
Microsoft Exchange Server | 緊急 | 特権の昇格 | Released: August 2022 Exchange Server Security Updates |
Microsoft .NET | 重要 | なりすまし | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。 |
Microsoft Visual Studio | 重要 | リモートでコードが実行される | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/visualstudio を参考にしてください。 |
Microsoft Azure-related software | 緊急 | リモートでコードが実行される | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure を参考にしてください。 |
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