Table of Contents
ブラウザの通知機能から不審サイトに誘導する、偽アラート画面が表示される
ここ最近、「ウイルスが検出されました」「お使いのコンピューターがウイルスやマルウエアに関しやすい可能性があります」の偽アラート画面が表示されるようになり、情報システム担当者への問い合わせが増えております。
PC画面を確認すると、Webブラウザのプッシュ通知機能を悪用した偽のウイルスアラートが表示されている状態でした。
これはPCに限らず、アンドロイド端末などのスマートフォンでも同様の事例が確認されています。
「ウイルスが検出されました」「お使いのコンピューターがウイルスやマルウエアに関しやすい可能性があります」のプッシュ通知画面が表示された時の対処方法
一見すると「ウイルス感染してしまった!」「大切な情報が抜き取られてしまったかもしれない!」と思い込み、画面に表示されている「データを保護する」「修正するにはここをクリック」「今すぐアンチウイルスをオンにする」の許可メッセージを今すぐにでも「オン」「はい」「Open」を押したくなります。それくらいの威力があるメッセージ画面です。
ですが、このようなアラート画面が表示されたときこそ、冷静な判断が必要です。
一旦、深呼吸をしましょう。そして安易にプッシュ通知を許可しないようにしましょう。
また、アラート場表示された際にでてくるリンクボタンなどもクリックしないようにしましょう。
わかっていても、とっさにできないことも間々あります。
対処方法がわからない、判断ができないような場合は情報システム担当者にご相談するのが一番です。
まとめ
私どもでは、随時このような注意喚起のアナウンスを行い、また、迷った時やわからない場合は情シス担当者に連絡してもらうような仕組みをとっています。
このような不安を煽るウイルスの手口は以前からありますので、なんら目新しいウイルスではありませんが、表示画面はかなりインパクトがありますので、うっかり、マウスでクリックしてしまうのかもしれませんね。
不審サイトに誘導する手口は、IPA情報処理推進機構でも2021年3月に注意喚起の案内をしております。
こちらもぜひご参考にしてみてください。
<参考URL>
ブラウザの通知機能から不審サイトに誘導する手口に注意~ 安易に通知を許可しないで! ~
PCウイルス関連オススメの記事
Microsoft脆弱性情報:Officeドキュメントを使った、標的型攻撃の可能性
Microsoft製品、脆弱性対策について