最後のバージョンと銘打って発表されたWindows10でしたが、6/24に新しいOS、Windows11が発表されました。
Table of Contents
Windows11の特徴
<新しいデザイン>
- 左下にあったスタートボタンがタスクバーの中央に配置
- タブレットやスマートフォンのアプリのようなイメージ
- マルチタスクでアプリを利用可能
<Teamsでつながる>
- MicrosoftのコミュニケーションアプリTeamsが利用しやすく
- 通話やチャットは無料
<Edgeとウィジェットが強化>
- お気にいりの番組やコンテンツがすぐに見つけられる
<ゲームグラフィック性能がアップ>
- ハイクオリティーなゲーム体験が可能に
<Microsoft StoreアプリでAndroid対応>
- AmazonAppstoreを利用して、Androidアプリが利用できるようになる
- AdobeCreativeCloudやZoomなどのサードパーティ製アプリケーションも登場予定
<参考URL>
マイクロソフトニュースセンター
マイクロソフトWindows11登場
Windows11システム要件
- CPU:1GHz以上、2コア以上の64ビット互換またはSystem on a Chip (SoC)
- メモリ:4GB以上
- ストレージ:64GB以上
- グラフィックスカード:DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x
- ディスプレイ:9インチ以上、HD解像度 (720p)
- インターネット接続:Windows 11 Home Edition のセットアップには
- Microsoft のアカウントとインターネット接続が必要
※機能によっては特定のハードウェアが必要になるため、システム要件の詳細を確認してください。
<参考URL>Windows11システム要件
既存のWindows10は使えるの?
以下の条件を満たしていれば、アップグレードできるようです。
<Windows10アップグレード要件>
- 最新版のWindows10になっていること
- Windows11ハードウェア仕様の最小要件を満たしていること
<アップグレードできるか確かめる方法>
Windows10PCどれも同時にアップグレードが提供されるとは限らないようです。PC 正常性チェック アプリをダウンロードして実行して確認ができます。
PC正常性チェックアプリのダウンロードはコチラ
※アップグレード実施期間の開始後は、[設定] > [Windows Update] を開くと、利用しているデバイスがアップグレードできるかどうか確認できます。
Windows11はいつから発売されるのか?
2021年後半に発売予定のようです。
Windows10のサポート期限は?
Windows10は年に2回(3月と9月予定)、機能更新プログラムがリリースされます。
機能更新プログラムの現在のバージョンのサービスが終了する前に、最新バージョンを常にインストールすることでサポートされる状態が維持されます。
2021年6月26日時点で、最新バージョンはWindows10 21H1(2021年5月18日公開)
Version | 公開日 | サービスの終了 |
21H1 | 2021/05/18 | 2022/12/13 |
20H2 | 2020/10/20 | 2022/05/10 |
2004 | 2020/05/27 | 2021/12/14 |
1909 | 2019/11/12 | サービス終了 |
<参考URL>
マイクロソフトWindows10リリース情報
まとめ
デザインだけでなく機能の強化により、在宅勤務やモバイルワーク向けになっていきそうです。
マイクロソフトニュースセンターによると
「これは、はじまりにすぎません。Windows は単なるオペレーティング システム以上の存在です。」とあります。
仕事だけではなく、私たちの生活に欠かせない存在を目指しているのではないでしょうか。スマートフォンのような存在になるのかもしれませんね。
今後どのような進化があるのか、楽しみな一方で情シス担当としては、とても複雑な心境であります。
デザイン・機能が新しくなったことで、初期設定方法やキッティングの設定にも影響が出てくるかもしれません。
現時点ではWindows10 21H1は2022年12月13日までサポート期限がありますが、Windows11の導入を見据え、情報収集とキッティングへの影響について、また課題が一つ増えました。私たちの研究・検証メンバーも課題解決に向け、新たなスタートとなりそうです。