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IT業界ってどんな業界?
IT業界というと、近年目覚ましい発展を遂げている業界であることは間違いありません。
IT業界と言えば、インターネット・Web業界や通信業界、ソフトウエア業界、ハードウエア業界、情報処理サービス業界などがあります。
また、企業の業態がIT業界でなくても、情報システム担当者やITエンジニアやWeb担当者など、多くの技術者がITに携わった業務に従事しています。これらの業種の人たちもIT業界といっても過言ではないでしょう。
IT業界の人口
世界各国のIT企業で働くエンジニアは中国とインドが140万人を超えています(図1)。各企業で働くITエンジニアはアメリカでは230万人を超えています(図2)。
一方で日本におけるIT技術者数は77万人、企業で働くITエンジニアは25万人となっています。
IT業界は発展途上であり、次々に新しい技術やサービスがでてきます。
そのため、新しい技術・経験や実績のある技術者への需要はありますが、世界に比べると日本の技術者は不足しているように思われます。
人手不足、仕事の特性、受発注の仕組み(多重下請け構造など)が、長時間労働の要因の一つになっており、更なる人手不足を引き起こしている可能性があります。
<参考URL>
IT業界の現状と課題
IT業界の働き方改革
IT業界は、年間の総労働時間や所定外労働時間が全産業平均に比べて高く、過度な負担からくる脳・心臓疾患、精神障害の労災補償の支給決定件数が多く、長時間労働が問題視されているということは、「なんとなくそうではないかな。」という気もしましたが、事実、厚生労働省ではIT業界の働き方改革をサポートする事業を進めており、長時間労働への対応策やセミナー情報などを紹介しており、IT業界に改革・改善を求めています。
自社診断ツールでは、自社の長時間労働対策の取り組み状況をチェックすることができます。
IT業界のお得意分野である「見える化」をまさにここで活用しましょう。ということではないでしょうか。
<参考URL>
自社診断ツール
働き方改革の対応策
IT業界の働き方・休み方の推進
まとめ
働き方改革というキーワードは結構あふれており、様々な事例や取り組みがありますが、休み方についても紹介されていました。
制度やルールの導入は様々な課題点や改善点があります。企業によって同じようにはいかないかもしれませんが、取り組みの参考になるものもあるのではないでしょうか。
なかなか簡単にできるものではないですが、今後ますます必要となるであろうITエンジニアの就労人口を増やすためにも、働きやすい環境づくりは急務であると考えます。
<参考URL>
働き方・休み方改善ポータルサイト 事例検索
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