IPA情報処理推進機構では、中小企業向けのサイバー攻撃対策支援として、サイバーセキュリティお助けサービスを紹介しています。
情報システム担当者は運用、保守などの通常業務だけではなく、サイバー攻撃やサーバ障害やPC不具合などの緊急対応を迫られるケースが多いです。
こういったサービスを活用することで業務支援、働き方改革、情シス担当者の負担軽減につながると嬉しいです。
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中小企業はサイバー攻撃の脅威にさらされている!
令和2年度中小企業サイバーセキュリティ対策支援体制構築事業の成果報告書では、以下の3点が挙げられています。
- 中小企業約1100社に対し、社内アクセスへの侵入などを試みる不審なアクセス検知数 181,536件
- ランサムウエアやトロイの木馬などのウイルスを検知し、無害化した件数 1,345件
- 対処を怠った場合の想定被害額が5,000万円をこえる案件も確認
そして・・・中小企業の多くが問題が起こった時の対処方法がわからない!という結果になりました。
<参考URL>
情報セキュリティ対策支援サイト
5分でできる!情報セキュリティ自社診断
中小企業従業員アンケートレポート:かくれサイバートラブル相当数発生か!?
サイバーセキュリティについてワンパッケージでアウトソーシング
情シス担当者がいない。情シス担当者が工数を避けない。といった企業も多いのではないでしょうか。だからといって先延ばしの課題。その時に考えれば。。。それこそ大問題です。
手遅れになる前に、問題が起こる前に考えよう!ということで
- 見守り:異常の監視
- 駆けつけ:地域のIT事業者などが駆け付け、リモート対応
- 保険:駆けつけ支援等インシデント対応のコスト補償
このようなパッケージを紹介しています。また、サイバーセキュリティお助け隊サービスリストも公開しています。
<参考URL>
サイバーセキュリティお助け隊サービス
まとめ
普段からいざというときの対策をとっておかないと対応することはできませんし、緊急対応は余力がないと対応できません。IT人材や情シス担当者の人材不足や業務負担が多いことを考えると、お助けサービスのようなアウトソーシングで任せるというのも、効率よく働く、業務支援の一つになるのではないでしょうか。
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